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“食欲の秋”の正体

2017.10.18 | Category: 整体の話

こんにちは^^

今年の夏も、胃の調子を崩している人が多いようでしたね。。

これだけ異常な暑さだから、胃の疲れが出てきたのも当然かも知れません。

夏場は本来少しの食事でいい筈なのですが、みなさんの食欲振りを見ていると、 胃が悲鳴を上げるのも無理はないでしょう(笑)

夏は外気温が高いため、体内で作る熱量はそんなに要らない筈です。

従って食事から摂るカロリーは少ないのが、自然の理というものでしょう。

それが限界量を常に超えていると、胃がおかしくなったり、夏風邪をひいたりするわけです。

さて、いよいよ秋真っ只中です。

“食欲の秋”について書いておきますね・・・

“食欲の秋”とよくいわれますよね^^

果たして秋になってから食欲が旺盛になるというのは、本当に健康の証といえるでしょうか?

ずばり、不健康の証なんですね。

秋になると朝晩と日中の気温差が大きくなってきます。

からだはこの気温差に対応して体温調節を行い、一定の体温が保たれるているわけです。

ところが、夏場にしっかりと汗をかかなかった人は、汗と関連の深い体温調節機能が充分働かなくなり、この気温差にからだがついていけなくなる。

これが様々な不調につながってゆくわけですが、こういう人ほど旺盛な食欲を示し、また、自分は健康であると過信してしまう。

“食欲の秋”のメカニズムを説明すると…

夏場に汗をかかずにいると汗の酸が体内に内攻し、それが秋になって胃や腸に入り込み、胃に入り込んだ酸は胃酸となります。

それで異常にお腹が空くというわけです。

とはいうものの、夏中エアコンの効いた職場で働いていたり、秋には美味しいものがいっぱいあるし。。。難しいですね~笑

そういう意味で、ぼくは、江戸時代には“食欲の秋”という概念すら無かったのでは?と思っています。

それは江戸時代の人間は今以上に汗をかいていた筈だからです。

こうやって秋になると“過食の秋”になってしまうので、過食によって硬直がすすむとギックリ腰になったり、寝違えを起こしたりし易くなります。

   

秋は足首が硬直して転ぶ人も多いです。

脳の血管を切ってしまう人もこの時期に多いですね。

それでも、生きている我々のからだは何とかして弾力を取り戻そうと頑張ります・・・ その代表選手が風邪です。

風邪によって血管にも弾力がでてくるので、動脈硬化を防げます。

だから、この風邪を薬で止めようとするのは愚かなことです。

まだ風邪をひけるうちはいいのですが、鈍くなってひけなくなると動脈硬化が進行していきます。

よく風邪をひいた人に、『しっかり栄養を摂ってゆっくり休んでね』と助言する人がいますが、これは間違いです。

なぜなら、風邪のウイルスは栄養を媒体にして居座るからです。

早く経過したければ、できるだけ栄養を摂らないことです・・・現に風邪の時ってあまり食欲はないものです。

不要な栄養をからだが欲しがっていない証拠なんですね^^

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