- Blog記事一覧 -なぜ産後太りが起きるのか?
こんにちは^^
今日は、産後太りの原因についてです。
まず、骨盤の開閉について思う事を書きたいと思います。
とりあえず骨盤の構造について簡単に書きますね。
図の様に、背骨の下に、仙骨というちょうど自分の手の甲と同じ大きさの骨があります。
その両側に腸骨という大きな骨がくっついています。
この腸骨と仙骨の継ぎ目が仙腸関節という非常に重要な部分です。
西洋医学ではこの仙腸関節は不可動とされていますが、もしそうなら我々は歩くこともできませんし、眠ることも出来ません。呼吸すら出来ないでしょう(笑)
我々の骨盤は、仙腸関節を軸にして常に開いたり閉じたりしています・・・
身近な例でいうと、昼間活動している時は骨盤は閉じた状態になり、夜眠る時は開いた状態になります。
骨盤と後頭骨は連動していますから、骨盤の開きと同時に後頭骨も開いて緩み、眠りに入っていく訳です。
女性の場合は28日周期で月経が起こりますが、排卵の時に骨盤が開きます。
また、出産の時は骨盤が最大限に開きます。
つまり、必要があって骨盤は開いたり閉じたりしている訳ですが、何らかの理由により仙腸関節にズレが生じると当然骨盤の開閉に支障をきたすことになります。
(仙腸関節のズレ以外にも開閉を乱す要因はありますが、ここでは仙腸関節に焦点を合わせます)
ズレとは、仙腸関節のブーツ面を軸にして前上方や後下方に腸骨が変位することです。そうなると腸骨の開閉リズムが狂いやすくなります。
このようにして骨盤の開閉の動きに制限が出てくると、腰痛・神経痛・膝痛・頭痛など様々な不調和を起こしやすくなります。
他に、不眠に陥ったり、女性の場合は月経のリズムが狂ったり月経痛を起こしたりします。
出産後は開いた骨盤がゆっくりと時間をかけて片方ずつ徐々に閉じていきますが、近年は起き上がりの時期が早過ぎるために片方の腸骨が開いたままになり、出産後に異常に太るということも多いですね。
これは、骨盤の開閉がスムースならば代謝もいいという証拠であります。
開閉に制限ができると代謝も落ち、太りやすくなる訳です。
やはり9ヶ月かけて出産したら9ヶ月は安静にするというのが、自然の理でしょうね。
出産後に限らず、太りやすいというのは骨盤の動きが悪いといえます。
もちろん産後の骨盤ケアも大切ですが、出産前から整体で骨盤の動きを良くしておくことも重要になります。
DRT整体は、骨盤の動きを良くすることを得意としております。
骨盤に異常を感じたら、ぜひ桐生 アーサー整体にご相談くださいね^^