睡眠不足を訴える不眠症の人には、大きく分けて2つのパターンがあります・・・
・一つ目は、眠りたいのに、なかなか眠れないという、寝つきが悪いタイプ
・二つ目は、眠りの浅いタイプ
一つ目のタイプは、眠りが必要なほど疲れていないから寝付けないだけであって、心配は要りません。
朝早く目が覚めてしまう場合も同様で、疲労が回復したからこそ、自然に目がさめるのです。
人間の体は適度に疲れれば、自然に眠くなる様にできています。
二つ目のタイプは、要注意です。
実際にはある程度長く眠っているのに、当人は「寝た気がしない」と不眠を訴えてくるタイプです。
このタイプの人は寝ているだけで疲れてしまい、そのためなかなか起きられないこともあります。
こういう人はたいてい、眠りの休処である大胸筋(だいきょうきん)の緊張が取れていません。
大胸筋が緊張していると呼吸が浅くなり、脳をはじめ体の隅々にまで充分な酸素が運ばれなくなります。
すると、脳も体も充分に疲れを回復できなくなります。つまり、熟睡できないという訳です。
不眠の人を背骨でみると、胸椎(きょうつい)の3番・4番が硬直しています。
イネイト検査で不眠に至った原因を全て検出し、それらを全て改善すれば、嘘の様に熟睡できるようになります^^