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● 整体における親切と不親切の話
こんにちは^^
例えば長くマッサージされたいとか、いろんな事をサービスでして欲しいという患者さんがおられます。
商売的に言えば、需要と供給で成り立っています。
相手のニーズに応えることは正解ですし、それで充分な親切だと思います。
しかし慢性症状を抱えている体が真に求めているものは何か?
この観点からすると、相手の表面的なニーズに応えることが、本当に親切と言えるのでしょうか?
なぜなら体は、強い刺激や長時間の刺激に対して反発する様に出来ているからです。
つまり、行き過ぎの刺激によって、何度でも同じ症状を繰り返すことになるのです。。
その証拠に、世にゴッドハンドと呼ばれる治療家には、施術時間が短く刺激が弱いという特徴が共通して見られます。
やはり長い目で見れば、整体における親切とは、必ずしも患者さんが求める表面的な満足感を満たすこととは限らないのです。
治りたがっている患者さんの体が真に求めている施術をすることこそが、本当の意味での親切だと思うのです^^