- Blog記事一覧 -なぜ外反母趾になるの?
こんにちは^^
足の親指が人指し指側に異常に曲がり、親指の根元の骨が外に突き出して痛むのが外反母趾です。
足に合わない靴を履いているとなりやすいといわれていますが、必ずしも靴だけが原因ではありません。
骨盤が下がって親指に余分な力が入ることも、外反母趾の原因です。
人間は足の裏で全体重を支えて立ちます。
そのとき足が正常であれば、体重は親指と小指、かかとの三点にバランスよく分散されています。
しかし、筋力の低下や姿勢の悪さが原因で腰が下がってくると、そのバランスが狂ってしまうのです。
外反母趾になるまでには、いくつかのステップがあります・・・
腰が下がって重心が後ろの方に傾くと、それを前に戻そうとする力が働いてヒザに力が入ります。
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そのため最初は、ヒザの内側が疲れたり痛くなったりします。
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次に、外くるぶし(外果)が下がってきます。
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その後、足の裏の体重配分が狂い始めるのです。
このとき足首の力が弱いと、小指にも余分な力が入ることになり、小指が薬指の側に曲がる内反小趾が起こってきます。
最近のぼくの観察では、女性の外反母趾ですが、左足だけ外反を起こしている人が多いですね。
これは、左腰が下がっていることが原因です。
左腰が下がることで起こりやすいのが、生理痛です。
ただ、生理痛の場合は、骨盤全体の傾きを修正することで改善が望めます。
近年生理痛を訴える女性が増加していることと、左足の外反母趾の女性が目立つことは、無関係ではないと理解しています。
立った時、足の裏への力の入り方が適正でないと、やがて体の歪みによる体調不良を招くことになるでしょう。。
できれば、外反母趾になる前に体の異変に気づき、早めに体の歪みを正したいところですよね^^
体からの大切なサインに少しでも気づいたら、辛い症状になる前に、桐生 アーサー整体にご相談くださいね^^