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● 腰痛や肩こり・首こりに対して、押す・揉む・引っ張るが効かない理由
こんにちは^^
周知のとおり、背骨からはたくさんの神経が全身に伸びています。
その神経の働きを良くするために、一般的には背骨を矯正したり背中の筋肉を押したり揉んだりと、実に様々なことが行われています。
・ 押す
・ 揉む
・ 引っ張る(牽引=けんいん)
なぜこれが効かないのか?
まず、人体に対して押したり揉んだりという刺激を加えると、我々のからだは防衛機能を働かせます。
つまり、外からの刺激に対して守ろうとするのですね。
押したり揉んだりを頻繁にされている人のからだは、非常に硬いものです。
当然、筋肉が硬いと神経の働きが低下し、内臓の調子が悪かったり、代謝が落ちて免疫力の低いからだになったり、あちこちに痛みを感じたりと…
ところが厄介なことに、この押す・揉むという刺激で一時的に楽になりますし、気持ちいいんですよね(笑)
だからマッサージ機はどこまでも進化して売れるのですね(笑)
はい、これが落し穴なんです。
人間とは大方が重要な真実には気づきにくく、施術をする側もされる側も多くの方がこの落し穴にハマってしまっているのが実情です。
やはり本当に必要な箇所だけに絞って刺激を与え、極力少なめに刺激するのがベストです。
ぼくの知っている大阪の治療師さんなんですが、たいへん腕が良く、ブログの感想欄には何百というお客さんからの喜びの声が載っています。
その治療師さんは、頭蓋骨や腕をちょこっと調整してそれで終わりです。ヒザや腰が痛いからといって、患部には触らないのですね。
そして2~3日、あるいは一週間かけて体が変化していくそうです。
やはり、原因箇所だけに絞るのが本物ですね。
それから、引っ張るですね・・・
これ、絶対にやっちゃいけないです。
しかし、未だに多くの整形外科や整体院でこの牽引が行われています。
これも刺激に対する防衛が働き、腰でも首でも引っ張るとその時は痛みがとれたりしますが、腰も首も段々と骨のすき間が狭くなり、治るどころか以前よりも悪くなります。
首などは5~10年も牽引に通っている人がいますが、最後は首が回らなくなる様です。
こういう場合、逆に押し込めばいいんですね。(首はダメですが…)腰なんかは押し込めば、徐々に狭くなったすき間が広がってきます。
やってることがアベコベなんですね。
出産でも、病院では吸引機なんかを使って赤ちゃんを引っぱり出しますが、あれ、赤ちゃんが苦しいと思いますよ。
先天性のアトピーは増えていますが、原因は首に不自然な力が加わったからだという説がありますが、ぼくも同感です。
上手な産婆さんは、一旦赤ちゃんを押し込んでから、楽に出られる様に促します。無理に引っ張ったりはしないんですね。
押さない・揉まない・引っ張らない・・・これでご理解頂けたでしょうか。。
桐生でも、この整体感が広まって欲しいですね〜!!
優しく刺激するからこそ、患者様の自然治癒力を最大限に引き出せる桐生 アーサー整体のDRTをぜひお試しくださいね^^