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● 整体になる上で、見過ごされがちな汗の問題
こんにちは^^
今日は、まもなく迎える梅雨にも関係するお話をしたいと思います。
まず、整体=健康な体とは何だと思いますか?
それは、ひとことで言うならば、緩んだ体であるということです。
緩んだ体とは、外的な様々な変化に対応でき、体温調節ができる体のことです。
この体温調節にとって、切っても切り離せないのが、汗をかくというこなんです。
我々の体は、外気温が高い時に体温も上昇しますので、それを下げるために汗をかきます。
逆に寒い時は、体温を上げるために、熱を逃さない様に汗はかかず内にこもらせる訳です。
実によく出来ていますね^^
ところが、体が何らかの理由で硬直してきますと、背骨にある体温調節機能がうまく働かなくなり、汗を上手にかくことが出来なくなります。
こうなると、冷えのぼせが起こったり、慢性的な冷え性になったりします。
そればかりではなく、常に呼吸器や循環器の働きも低下しますので、代謝が落ち様々な不調へと繋がり兼ねません。。
特に、これから迎える梅雨時期は湿度が高く、ただでさえ汗をかきにくい季節となります。
緩んだ体なら、何とか体温調節や発散ができるのですが、硬直した体はそれができません。
体の代謝が低下し、体も心も発散ができないという状態になると、常に体が重たかったりだるかったり、痛みも感じやすくなります。
一年のうちで、梅雨時期に自殺が多いのも頷ける話なんですね。
近年は、冷暖房の中に常にいる人や体を動かさない人が増えたせいか、年中梅雨時期の様な症状を訴える人も増えています。
対策としては、ぬるめのお風呂に長く浸かったりして積極的に汗をかく様にすることです。
とりわけ近年の夏は申し分なく暑いので、充分に汗をかくチャンスですね(笑)
こうして汗をしっかりかくことを習慣にすると、徐々に体が緩み、変化に対応しやすい体となります。
(一番の特効薬は、風邪で熱を出すことですが…)
冷え性や慢性症状の改善にも繋がりますので、ぜひ試してくださいね^^
整体で背骨や骨盤を緩ませることも、緩んだ体へ近づくためには大いに助けとなります。