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● うつ病をからだの観点から分析する
こんにちは^^
今日は、肺という観点からうつ病についてお話をしたいと思います・・・
みなさんは普段、ご自分の肺を意識していますでしょうか。。。
肺は、空気を吸い込んで酸素を取り込み、二酸化炭素を排出するための臓器であるが、それだけではありません。
“肺の力”とは、人の活力そのものだと言っても過言ではないですね。
※ 人の活力の如何は、社会情勢や家庭環境、人間関係等々…様々な要素が影響すると思いますが、このお話はあくまで“からだ”という観点からの解析であります。
“肺の力”とは、肺活量や肺の大きさではなく、“肺の弾力”のことです。
肺の弾力が失われてゆく=すなわち肺が萎縮してゆくと、からだは以下のような状態になります・・・
・厭なことがなかなか忘れられない
・免疫力が落ちる
・人の話をじっくり聞けない
・疲れやすい
・緊張と弛緩のバランスが取りにくい=例えば、いつも眠いとか寝付きが悪いとか…
一方、肺の弾力が豊かな人は、これらと逆の状態であり、からだが元気なので心も柔軟です。
“うつ病”などという病気は、昔はほとんどありませんでした。
現代ではとても多いです。。
うつ病になる人は、たいてい肺に弾力がなく背骨が硬いものです。
昔の人は本当によくからだを動かしていたものです。
ところが今の時代は、人にもよりますが、からだを動かさなくても食べていける時代であります。
つまり、うつ病になる“暇”もたくさんある訳ですね(笑)
からだを動かさなくてはどうしようもなかった時代は、肺にもそれなりの力が要求されたのでしょう。
この“肺の力”が“汗”と大きく関わっていることは、あまり知られていません。
なぜなら、汗は皮膚呼吸と関連し、皮膚呼吸の如何は“肺の力”を決める重要な要素だからです。
汗の出が十分でない人は、皮膚呼吸が衰え、常に肺に負担を強いることになります。
このことからも、からだを動かすことが肺にとっていかに大切であるかがわかると思います。
ちなみに、梅雨時にからだがだるいのは、湿度が高過ぎるために皮膚呼吸ができず、肺と腎臓に過剰な負担がかかるからです。
梅雨時はなかなか汗もかけませんから、その処理を腎臓が一手に引き受けて負担がかかる訳です。