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● 骨粗鬆症はなぜ起きるのか?
こんにちは^^
骨粗鬆症は、骨がすかすかになって、ちょっとした衝撃にも折れやすくなる骨の病気です。
女性の閉経後に多く見られ、男性の場合でも高齢になると多くなるので、一種の骨の老化ともいわれています。
力を使って整体の施術をする人が、骨粗鬆症の人を骨折させてしまうのは無理もないことです。
骨は、生体内ではゆっくりとはいうものの、常に古い骨と新しい骨が入れ替わっています。
つまり骨も生きており、常に新陳代謝が行われているのです。
骨の成分はほとんどがカルシウムですが、血液中にも一定の範囲でカルシウムが溶けています。
このカルシウムは全身の細胞が生きていくために無くてはならないので、食物からの供給が不足してくると、骨のカルシウムを溶かしても一定の範囲を維持しようとする性質があります。
・・・この仕組みが骨粗鬆症をもたらしているともいえます。
骨の新陳代謝で、古い骨が溶け出す骨吸収の量に対して、新しい骨を作る骨形成の量が少なくなると、骨はすかすかになってしまいます。
実は、骨を弱くする原因とされているのが運動不足です。
運動によって骨に重力負担をかけることは、血液中への骨吸収を抑え、骨形成を盛んにするという働きがあるのです。
この反対のことが起こって骨は弱くなってしまいます。
こうして骨代謝の仕組み自体がバランスを崩してしまうと、カルシウムをたくさん食べても、骨形成の力が衰えているので、骨量はどんどん少なくなってしまいます。
年をとってからや閉経後の女性が、骨粗鬆症になるのがいやだからといって、カルシウムの多い食物を摂っても役に立たないことがあるのは、そのためです。
骨粗鬆症は昔はほとんど見られなかった病気です。
なぜ、急に増えたのでしょうか・・・昔の人のからだは硬くても弾力があり、骨も今の人よりもずっと丈夫でした。
しかも今の人よりも摂取栄養量は少なかったにもかかわらず、何倍もの重労働をしていたのです。
このように昔は、からだ全体を動かして仕事をしたり遊んだり、運動もいろんなことをしていました。
それに対して、今の子供や学生は少しの刺激や衝撃で骨を折ったりする人が多くなっています。
骨粗鬆症の原因の一つに、カルシウム剤の影響も大きいように思います。
今のカルシウム剤などの薬は、からだに強く作用する成分を含むものが多く、何らかの影響があるように思えてなりません。
長い間薬を服用していた人を火葬にすると、骨が形もなくぼろぼろに崩れてしまうそうです。
骨を丈夫にするためには骨に適度の負荷を与える必要がありますが、それから考えてもカルシウム剤で骨を丈夫にというのは、どこか的外れのような気がします。
適度な運動と緩んだ体であることが、骨粗鬆症の予防となります。
緩んだ体=代謝の高い体=骨形成が盛んであるということだからです。
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